理想の注文住宅はハウスメーカー選びから!基準となる住宅展示場の見方

ハウスメーカーは、いろいろなライフスタイルを想定し、そこからデザイン性や機能性を重視した住宅を提案していきます。専門的な知識と経験からより良い住宅を造るため、予想以上の住宅に出会える場合もあります。実際に完成した家があるので、自分たちの注文住宅の完成図もイメージしやすいというのがハウスメーカーのメリットとなるでしょう。
ハウスメーカーを選びに欠かせないことは、住宅展示場へ訪問することです。その際にどんな点についてチェックしたらいいのか、住宅展示場見学のポイントについてご紹介します。
家族の生活に合わせたチェック:自分たちの生活に合った間取りかどうかを見ます。モデルハウスには、そこに住むことを想定した家族のプロフィールが掲載されている場合があります。家族構成から家族の年齢、インテリアの好みまで細かく設定されていますので、家族の生活に合わせたチェックがしやすくなります。
家の細部をチェック:窓やドア、照明などできる限り細部まで見てみましょう。毎日暮らす住まいになるので、暮らしやすいかどうかを視点に家の中を見ることはとても大事です。窓やドアの開閉はスムーズか、適度な空間はあるか、照明は眩しすぎず暗すぎないか、省エネや耐震機能はあるかなどを確認し、必要であればメモを取っておくと、後でその家の印象を思い出しやすくなります。
他メーカーとの比較:1棟だけの見学だと、どうしてもその良し悪しが分からない場合も出てきますので、注文住宅の見学は複数することをおすすめします。1日に何件も予約を入れてしまうと疲労がたまり、思うように比較できないということも考えられますので、1日3棟を目安にするといいでしょう。他メーカーとの比較で、より理想的な注文住宅が見つけやすくなります。
写真を撮る時は許可を得てから:展示されているモデルハウスの写真を撮ると、後で比較が楽になります。ですが、中には写真撮影を禁止しているところもあるので、撮影は許可を得てからにします。
営業マンの態度:営業マンはその会社の顔ですので、注意深く観察することも見学のポイントになります。家は気に入ったけど、営業マンの態度に納得できないということであれば、購入を急がず、冷静になったほうがいいでしょう。良い営業マンは、住宅に関しての知識が深く、質問にも柔軟に対応し、選択肢を提示してくれます。わからないことに対して誠実に、わかりやすく答えてくれるかどうかチェックすることも大事なポイントです。
モデルハウスを見るには、通常見学予約が必要になります。予約は各展示場のサイトなどから申し込み可能です。時期によっては忙しく、見学予約が取りにくい状況になることもありますので、時間に余裕を持って申し込むことをおすすめします。