家を建てるにはお金がかかる!知らなきゃ損する諸費用のイロハ

家を建てる時にかかる費用は、建物や付帯工事だけではありません。ここでは具体的にどんな費用あるかご紹介します。
住宅ローン保証料:住宅ローンを組む時に、かかる手数料や税金などの費用です。通常住宅ローンを組む時、金融機関から借り入れますが、多くの金融機関は住宅ローン保証会社との契約を、条件としています。その時に発生するのが住宅ローン保証料です。連帯保証人の代わりとしての役割も果たしています。
引っ越し費用:古い家から新しい自宅に移る時、引っ越しする必要が出てきます。また家を建てている間、一時的に他の場所に住む場合も、引越し費用がかかります。自分で荷物を運べばコストを抑えられますが、大きな家具を運んだりする場合は専門業者に依頼する必要が出てきます。引っ越しに伴い家具や家電を購入する場合は、その分が引っ越し費用としてかかります。
司法書士報酬:住宅ローンを借り入れする時、司法書士は抵当権設定当登記を行いますが、司法書士報酬はその時にかかる費用です。料金にはばらつきがありますが、相場は数万円から10万円ほどになります。
地震保険料:地震によって被害を受けた建物や車、有価証券等に適用される地震保険に支払う料金です。例えば住宅ローンで注文住宅を購入し、その直後地震によって倒壊した場合、補償を受けられるようになります(ほとんどの場合上限つき)。地震保険料は地域や建物の種類によって差がありますが、東京都の相場は年間2万5千円(鉄筋コンクリート)です。特約をつけることで補償内容がより充実します。
火災保険料:火災や落雷によって家が損壊した場合に適用されるのが火災保険です。火災保険料は、住んでいる地域や住居タイプで変わってきます。木造一戸建ての火災保険料の相場はおよそ年間6万円です。
家具や家電などの購入費:新居に合わせて新しい家具や家電を購入する場合、注文住宅建築に関連した諸費用になります。購入するものが多くなればなるほど費用も多くかかりますので、予算として組み込んでおいたほうが無難です。
登録免許税:購入した住宅や土地の所有者として法務局に申請しますが、その時に発生するのが登録免許税です。税率は登記する種類によって異なり、住宅ローンを借り入れるときにも課税されます。
印紙税:住宅ローンを借り入れる時や、住宅を購入する時に印紙税がかかります。税額は購入金額によって変わり、例えば5千万円の家を購入した場合は、その売買契約書にかかる印紙税は6万円になります。印紙税は契約書に貼付するかたちで納税します。
家具や家電、その他日用品と言った購入費なども入れると、細かい部分でいろいろな出費があることがわかりました。家を建てる時の予算は、諸費用についても、できるだけ細かく把握してから立てることをおすすめします。